【マーケティングの基礎知識】新商品を創るための3つの方法

新商品開発は大きく分けて既存市場にあるものを改良する2つの方法か、まったく新しい市場を創る方法、計3つの方法があります。
1.既存市場を細かく区分けする、2.既存市場を拡充する、3.従来の市場を否定してまったく新しい市場を創るといった方法です。

それぞれを1.市場細分型、2.市場開拓型、3.市場創造型と呼びます。
定義だけだとよく分からないので、例を出しながら理解していきましょう。

1.市場細分型の新商品開発

市場細分型はターゲットが使用するタイミングや使用するシチュエーションに注目して開発する商品。
使用タイミングや商品が持つ機能の問題点を改良した商品のこと。

例えば、缶コーヒー市場に「朝専用」というタイミングを限定して提案した「ワンダ・モーニングショット」、洗濯機市場に洗濯物を取り出しやすく機能を改良した「ななめドラム式洗濯機」、ブログで言うならば「マーケティング担当者に読んで欲しい〇〇」といったお困りごと解決記事といった所ですかね。

背景には「どのタイミングに缶コーヒーを飲むのか?」「洗濯の次に行う作業は何なのか、スムーズに次に移行するには何が問題になっているか」といった事柄に対して聞き取り調査が実施され、数値的な裏付けがあった状態で開発が実施されています。
自分や家族が困っているモノ・コトが発想の起点になるかもしれません。

2.市場開拓型の新商品開発

市場開拓型は、ターゲットが感じるベネフィットに対して注目して開発する商品。
プレミアム感、あるいはトレードオフによる低価格帯の実現などによって既存市場そのものを拡げる提案をした商品のこと。

例えば、アイスクリーム市場でのハーゲンダッツやレディーボーデン、オーダーメイドを低価格で実現したZOZOスーツや家具を安く提供するニトリなどがこれにあたります。

アイスに「高級感」、オーダースーツに「低価格」、デザインと機能に優れた家具を「低価格」で提供することで、市場への参加者は広がっていますね。
真逆の価値観をぶつけると発想が生まれやすいかもしれません。

3.市場創造型の新商品開発

市場創造型は、ターゲットが潜在的な願望に注目して開発した商品。
通常はイノベーション(技術革新)を伴い、商品名が新しいジャンルになるような商品のこと。

例えば、ガソリン自動車の中でのプリウス(ハイブリッド自動車)、ポータブル音楽プレイヤーの中でのiPod、ビール業界の中での発泡酒や第4のビールなどがこれにあたります。大ヒット商品から定番商品になったものという意味では、ユニクロのフリースや機能性肌着のヒートテックやサラファインなども市場創造型と言えるかもしれません。

「こんなのがあったらいいな」というものが発想がなかったのか、技術力が足りなかったのかで開発されなかったもの。
ドラ〇もんのひみつ道具は行き過ぎかもしれませんが、自身の憧れなどが発想の起点になるかもしれません。

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大阪在住のWebディレクターです。 食べ歩きとスーパー銭湯巡りが趣味です。 コメントや問い合わせをもらえると喜びます。
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